各モンスターには、素材の大きさ(256pxは通常敵向き、512pxは大型・ボス向き)と、配置する場所・役割のヒントを付けています。素材はすべて背景が透明なPNGで、正面を向いた戦闘用の立ち絵です。
序盤の雑魚敵8体
最初のフィールドや洞窟で出会う、弱くて親しみやすい敵です。見た目で強さがわかるものを選ぶと、プレイヤーが戦い方を覚えやすくなります。
01スライム
AZURE SLIME
不定形のゼリー状の魔物です。海外のファンタジーTRPGに登場する粘体の怪物がルーツとされ、日本のRPGでは「最初に出会う弱い敵」の代名詞になりました。
使いどころ:最初のフィールドや洞窟の一戦目に。色違いにすれば、上位種も簡単に作れます。
02ゴブリン
RUST-HOOD GOBLIN
ヨーロッパの民間伝承に登場する、いたずら好きの小鬼です。RPGでは群れで現れる人型の雑魚敵として定着しています。
使いどころ:遺跡や城の見張り役に。武器を持った人型なので、盗賊団などのストーリーにも絡めやすい敵です。
03コウモリ
TWILIGHT BAT
洞窟の暗がりから襲ってくる、飛行する敵の基本形です。素早く、攻撃をかわしやすい敵として配置されることがよくあります。
使いどころ:洞窟ダンジョンの入口付近に。地上の敵と混ぜると、編成に変化が出ます。
04大ネズミ
SEWER GIANT RAT
森や地下室、倉庫など、街の近くの場所でおなじみの小さな獣です。冒険の最初の依頼が「ネズミ退治」というのも定番の流れです。
使いどころ:序盤の森や、街の地下のダンジョンに。最初のクエストの標的にも向いています。
05ウルフ
ASHFANG WOLF
森や草原に群れで現れる獣です。1体は弱くても数で押してくる、序盤の小さな壁として使われます。
使いどころ:森・草原のエンカウントに。複数体を並べて「群れ」を演出しましょう。
06スケルトン
BONE SENTINEL
魔力で動く骸骨の兵士です。アンデッド系の敵の入門として、遺跡や墓地によく配置されます。
使いどころ:遺跡・墓地に。剣と盾を持っているので、守りの硬い前衛の敵として使えます。
07マッシュルーム
RAGGED-CAP MUSHROOM
森を歩き回るキノコの魔物です。毒や眠りなどの状態異常を使ってくる敵として登場することがよくあります。
使いどころ:森のエリアに。状態異常の仕組みをプレイヤーに教える最初の敵にも向いています。
08ゾンビ
RAGGED SHAMBLER
動き回る死体です。カリブ海の島国ハイチの民間信仰に由来する言葉で、ホラー映画で広く知られるようになりました。RPGでは動きが遅く、しぶとい敵として描かれがちです。
使いどころ:遺跡・墓地に。スケルトンと組み合わせて、アンデッドのエリアを作れます。
中盤の敵8体
攻撃の通じ方が違う敵や、少し大きな敵が増えてくる段階です。プレイヤーに工夫を求める敵を混ぜると、冒険にメリハリが出ます。
09ゴースト
PALE SHROUD GHOST
実体を持たない幽霊です。物理攻撃が効きにくく、魔法がよく効くという設定が定番で、プレイヤーに攻撃手段の使い分けを促します。
使いどころ:遺跡・墓地に。物理攻撃だけでは倒しにくい、中盤の壁になります。
10重装オーク
IRONHIDE ORC
J・R・R・トールキンの『指輪物語』で広く知られるようになった、凶暴な亜人の兵士です。鎧で身を固めた重装タイプは、防御力の高い前衛の敵にぴったりです。
使いどころ:遺跡や城の守備兵に。ゴブリンの上位にあたる兵士としても使えます。
11ハーピー
RUSSET-WING HARPY
ギリシャ神話に登場する、鳥の翼と鉤爪を持つ怪物です。空から襲いかかる敵として、山や塔のダンジョンによく合います。
使いどころ:空・山のエリアに。素材は512pxなので、中ボスにも使える大きさです。
12リザードマン
LIZARDMAN
トカゲの頭と鱗を持つ亜人の戦士です。水辺や沼地、山で槍を構えて立ちはだかる、中盤の人型の敵の定番です。
使いどころ:山岳や水辺のエリアに。部族や集落の設定とも組み合わせやすい敵です。
13ミミック
GILDED CHEST MIMIC
宝箱に化けて冒険者を待ち構える魔物です。海外のTRPGで生まれたとされ、「宝箱を開けたら敵だった」という驚きを演出できます。
使いどころ:遺跡のダンジョンに。本物の宝箱の中に1つだけ混ぜておくのが効果的です。
14ガーゴイル
BASALT GARGOYLE
ゴシック建築の雨どいに付けられた怪物の彫刻がルーツです。RPGでは石像のふりをして動き出す番人として登場し、高い防御力が特徴です。
使いどころ:遺跡・城の門番に。素材は512pxで、中ボスにも向いています。
15ストーンゴーレム
MOSSBOUND GOLEM
ユダヤ教の伝承に登場する、命を吹き込まれた泥人形「ゴーレム」が由来です。RPGでは石や鉄でできた巨体の守護者として描かれます。
使いどころ:遺跡の奥を守る中ボスに。動きは遅く、硬くて打たれ強い敵として設計しやすい存在です。
16トロール
CRAGHIDE TROLL
北欧の伝承に登場する巨人や妖精です。RPGでは怪力と高い体力を持つ大型の敵として描かれ、傷を再生する能力を持つこともあります。
使いどころ:遺跡・城の大型の敵に。棍棒を持った力押しの中ボスとして使えます。
終盤・ボス級の8体
神話や伝承に由来する、大きくて強い敵が中心です。素材は512pxのものが多く、ボス戦の迫力を出せます。
17ミノタウロス
BRONZE AXE MINOTAUR
ギリシャ神話で迷宮(ラビリンス)に閉じ込められていた、牛の頭を持つ怪物です。迷路型のダンジョンの主として配置すると、由来とも噛み合います。
使いどころ:迷宮の最深部のボスに。斧を持った力自慢の強敵です。
18ヴァンパイア
VAMPIRE
東欧の伝承に由来する吸血鬼です。ブラム・ストーカーの小説『ドラキュラ』で広く知られ、RPGでは古城に住む知略型の強敵として登場します。
使いどころ:城のエリアに。素材は256pxなので、取り巻きを従えた中ボスにも使えます。
19リッチ
AMETHYST LICH
魔術で不死の体を得た魔法使いです。強力な魔法を操るアンデッドの王として、墓地や遺跡の最深部で待ち受けます。
使いどころ:アンデッドのエリアのボスに。スケルトンやゾンビを従えた構成が映えます。
20キマイラ
CHIMERA
ギリシャ神話に登場する、ライオン・ヤギ・蛇が合わさった合成獣です。頭ごとに違う攻撃をしてくるボスとして設計しやすい存在です。
使いどころ:洞窟・遺跡のボスに。炎や毒など、複数の属性の攻撃を持たせると個性が出ます。
21ヒュドラ
HYDRA
ギリシャ神話で英雄ヘラクレスに退治された、多くの頭を持つ水蛇です。首を切っても生えてくるという伝承から、「首ごとに倒す」ボス戦のモチーフになります。
使いどころ:山岳や水辺のボスに。3つの頭を持つ素材なので、連続攻撃の多いボスに向いています。
22ケルベロス
CERBERUS
ギリシャ神話で冥界の門を守る、三つ首の番犬です。門番という役割そのままに、ダンジョンの最奥や次のエリアの入口を守るボスにぴったりです。
使いどころ:エリアの境目を守るボスに。素早さの高い獣型のボスとして使えます。
23ワイバーン
RIDGEWING WYVERN
2本の脚と翼を持つ飛竜で、ヨーロッパの紋章にも描かれてきた存在です。ドラゴンより一段下の竜として扱われることが多い敵です。
使いどころ:山岳エリアの強敵や中ボスに。ドラゴン戦の前哨戦にも向いています。
24ドラゴン
EMBER DRAGON
世界各地の神話に登場する最強格の幻獣です。西洋では財宝を守る巨大な竜として描かれ、RPGでも最後の強敵として登場することが多い存在です。
使いどころ:火山や最終ダンジョンのボスに。512pxの素材で、画面いっぱいの迫力を出せます。
敵のラインナップを組むコツ
序盤は「見た目で強さがわかる」敵から
小さく丸いスライムから、武器を持ったゴブリンへ。見た目の印象と強さをそろえると、プレイヤーは画面を見ただけで戦い方を判断できます。
中盤は「攻撃の通じ方」が違う敵を混ぜる
物理攻撃が効きにくいゴースト、硬いゴーレムのように、同じ攻撃だけでは倒しにくい敵を混ぜると、魔法や装備を使い分ける楽しさが生まれます。
ボスは「大きさ」で差をつける
通常敵を256px、ボスを512pxの素材にすると、戦闘画面の迫力がはっきり変わります。大型の100体には1024×1024pxの高解像度版もあるので、ボスを画面いっぱいに大きく表示したい作品にも使えます。同じ大きさの素材でも、絵が描かれている範囲(可視範囲)は違うので、各素材ページで確認しながら選びましょう。
世界観をそろえる
同じ作品の中では、敵の雰囲気をそろえると統一感が出ます。この図鑑では王道ファンタジーの定番モンスターを紹介しましたが、和風やSF、ホラーの作品なら、その世界観の素材から敵をそろえましょう。世界観別の素材は次の章で紹介しています。
定番モンスター以外の敵を探すなら:世界観別の素材
無料モンスター素材屋では、1000体の素材を8つの世界観に分けてまとめています。画像を選ぶと、その世界観の全素材と使い方のヒントを確認できます。
王道ファンタジー(300体)
クトゥルフ神話風(100体)
和風・妖怪(100体)
SF・機械・宇宙生物(100体)
現代ホラー・怪異(100体)
かわいい・コミカル(100体)
世界の神話・伝承(100体)
終末・バイオ変異(100体)
- 和風・妖怪:道具が化けた付喪神のような敵や、雪山・峠に現れる大入道など。和風RPGやイベントの立ち絵に。
- SF・機械・宇宙生物:採掘機や大型ロボット、宇宙生物。宇宙船の中や工場、未来都市のダンジョンに。
- 現代ホラー・怪異:家具や家電、駅や路地に潜む怪異。現代が舞台のホラーやミステリーに。
- かわいい・コミカル:丸い体や笑顔の敵。明るい雰囲気の作品や、子ども向けのゲームに。
- 世界の神話・伝承:北欧神話の枷断ちのフェンリルや雷槌のトール、中国の四神(東方の青龍・西方の白虎・南方の朱雀・北方の玄武)など、神話や伝承に登場する存在をモチーフにした素材も含みます。
- 終末・バイオ変異:変異した生物や荒廃した世界の怪物。ポストアポカリプスの作品に。
図鑑のモンスターをゲームで使うには
RPGツクールMZで使う場合は、画像をimg/enemiesフォルダに入れて、データベースの[敵キャラ]で選ぶだけです。詳しい手順はRPGツクールMZで敵キャラの画像を追加・変更する方法で解説しています。
素材は商用利用・加工・再配布ができます。作品内のクレジットやヘルプなどに、サイト名とリンクの記載をお願いします。詳しくは利用条件をご確認ください。
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- 獣・獣人モンスターのフリー素材
- スライムのフリー素材
- ドラゴン・竜のフリー素材
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- 雑魚敵・中ボス・ボスの見た目の作り分け方
- RPGツクールMZで敵キャラの画像を追加・変更する方法
- 1000体のモンスター素材から探す
この図鑑のモンスターたちと戦うRPGを、自分の手で作ってみませんか?下で紹介しているRPG制作講座では、戦闘システムからダンジョンまで作り方を学べます。





